教育・保育方針
「生命感覚を回復し、他者の差異を認め、共に生きる智慧を学ぶ」
教育・保育目標
「他人の意見をしっかり聞いて、自分の考えをはっきり言い、自分で決断し、行動できる人間になる」
教育・保育方針
- 十分に養護の行き届いた環境のもと、くつろいだ雰囲気の中で幼児の様々な 欲求を適切に満たし、生命の保持及び情緒の安定をはかる。
- 人との関わりの中で、人に対する愛情と信頼感、そして人権を大切にする心を 育てるとともに、自主・協調の態度を養い、道徳性の芽生えを培う。
- 生活の中で言葉への興味や関心を育て、喜んで話したり聞いたりする態度や、 豊かな心情や思考力の基礎を培う。
- 健康、安全など生活に必要な基本的習慣や態度を養い、心身の健康の基礎を培う。
- 自然や社会の事象についての興味や関心を育て、それらに対する豊かな 心情や思考力の基礎を培う。
- 様々な体験を通して、豊かな感性を育て創造性の芽生えを培う。
教育・保育の方法
- ひとりひとりの子どもの置かれている状態及び家庭、地域社会における生活の 実態を把握するとともに、幼児を温かく受容し、適切な保護、世話を行い、幼児 が安定感と信頼感を持って活動できるようにする。
- 子どもの発達について理解し、幼児ひとりひとりの特性に応じ、発達の課題に 配慮して教育・保育する。
- 幼児の生活リズムを大切にし、自己活動を重視しながら、生活の流れを安定し、 調和のとれたものにする。特に入所時にできるだけ個別的な対応を行うこと で安定感を得られるように努め、次第に主体的に集団に適応できるように 配慮する。
- 幼児が自発的・意欲的に関われるような環境の構成と、そこでの幼児の主体的な活動を大切にし、幼児期にふさわしい体験が得られるようにあそびを通して総合的に教育・保育する。
- 個々の幼児の活動を大切にしながら、子ども相互の関係づくりや集団生活を 効果あるものにするよう援助する。
教育・保育の環境
- 保育の場には、子どもたちや保育教諭による≪人的環境≫、施設や遊具などの≪物 的環境≫、さらには≪自然や社会の事象≫があります。そして、人、物、場が相互に関連しあって子どもの生活が安定し、活動が豊かなものとなるように、計画的に環境を 構成し、工夫して保育を行います。
教育・保育の形態
- 乳児(3歳未満児)・・・0歳、1歳、2歳にエリアが分かれています。年齢別クラスに固執することなく在籍し、年度途中で進級します。これはひとりひとりの子どもの発達にあった援助や介助をするためです。
- 幼児(3、4、5歳児)・・3つの異年齢集団で生活します。異年齢で暮らすことで子ども社会の関連性が多様化し、活動を自分で選択することで、何事にも主体的に取り組み、「自分を十分発揮しながら、友だちと一緒に楽しく過ごすこと」を学びます。
また、必要に応じて年齢別のクラス活動があります。